2021/01/20
坐骨神経痛はお尻の奥の方にある『梨状筋』という筋肉の間を通って足の方に走る神経がなんだかの理由でその『梨状筋』が固くなったり縮こまったりして圧迫を受けた為に、太ももの裏に痛みやしびれが出たり、足先の方まで痛みやしびれが出る症状です。
いくら太ももや足先に痛みやしびれが出たからと言って、痛みやしびれが出ているところをマッサージや電気療法、鍼灸をしても一向に良くなりません。
では、どうすれば良いのかとうと、この神経を圧迫している『梨状筋』を緩めてあげないといけません。
その緩め方は、うつ伏せの状態から太ももを外側に45度程度開いてもらって、足首を内側に倒します。
その次に、『梨状筋』の辺りを手で触れておいて、もう片方の手で太ももの外側で膝の直ぐ上辺りをを振動刺激を与えます。
それを30sから1分くらいしているとだんだんと『梨状筋』が緩んでいくのが分かります。
直接お尻をグリグリしようとしても、『梨状筋』は奥の方にあるのでなかなか触る事が難しいので、筋膜のつながりを使って(この場合は太ももの外側で膝の上辺り)振動を与えていくと、緩んでいきます。
この神経は、ちょうど太ももの裏の真ん中を通って、ふくらはぎの裏を過ぎて足の裏まで走っているとても長いのと、スネの辺りに伸びる神経にも影響があるので、下半身全体といっても過言ではないでしょう。
ただ、痛みやしびれがその辺りに出ているからと言って、すぐに『坐骨神経痛』と判断してしまうのは早急すぎます。
ふくらはぎの外側に痛みやしびれが出るのは他にも、『大腿筋膜張筋』(股関節の外側の筋肉)が固くなっている場合もあります。
この筋肉はは太ももやふくらはぎの外側に痛みやしびれが出ます。
しっかりと改善させるためには、独自の判断だけでなく一度整形外科などで医師の診断を受けることが必要と思われます。
「たかみ治療院」は痛みやしびれでお困りのあなたにしっかりと向き合っていきますので、どこに行っても改善しないとお困りならいつでもご連絡ください!