2020/08/01
歩いていると左の腰が痛くなって、足の方まで突っ張る感じが出てくるので歩けなくなるという患者様。
この患者さんは、お体もかなり歪みがあって、全体的に右に捻じれています。その為、左の腰の筋肉の負担がかなり多くなって左の臀部がガチガチになっていました。この臀部の硬さを取るのに、最初は大腿部のの外側の硬さを取っていたのですが、それでは直ぐに戻ってしまう事から、他を探してみると、足首のくるぶしの下辺りに反応が出たので、そこを解していくと臀部の硬さが取れていきました。患者さんは、こんなとこが固くなってるの?と驚かれてました。
右の股関節も外転すると動かしにくいというので、そこも原因を探っていくとやはり、くるぶしの辺りに反応が出てきました。またそこを緩めると、股関節が動きやすくなりました。
次に上半身は大きく右に捻じれているので、右肩を診がちですが、これは左肩というか左胸筋や上腕二頭筋腱の緊張が高かったので左肩が内に入っていったのでしょう。そこを解していくとかなりゴリゴリしていて患者さんもけっこう痛そうでした。
この辺りが固くなってくると首周りにも影響してきて肩こり&首コリにもなります。側頭部も触ってみると(頭にも筋肉が薄くあるので)そこも固くなっていたので解しました。
施術前は大きく右に傾いていたお体が施術後はだいぶマシになっていました。
(左の写真がbefore、右の写真がafterです)
この患者さんの様に痛みが出ている原因が痛みが出ている所にあるのではなく、遠い所にあったり、または反対側にあったりとその患者様にあった場所を探して治療をしないと良くなりません。
当院は一人一人にあったところを治療しています。
いつまでも治らないのはその痛みに対応したところを治療出来ていないからではないでしょうか?
いつまでも治らない痛みでお悩みの方はいつでもご相談ください!