2020/10/30
何かした覚えが無いのに、朝起きたら腰が痛くて動くのが辛いという患者様。
左の臀部から大腿部にかけてが特に痛みが酷く、特に前屈をすると痛みが酷くなるそうです。
この患者様の体を診ていくと、骨盤が右に捻じれていて股関節が外に開いてしまっていて、左はその逆で内に入っていました。
これは、右の中殿筋が固くなりすぎて、その様に骨盤を歪めてしまっています。その為、右に体が乗れなくなったので、左の殿筋を使ってしまっていたので、負担がかかって左の殿筋辺りがガチガチになって痛みが出ていたのです。
骨盤の歪みを取っていかないと直ぐに痛みは戻ってしまいます。
骨盤が歪むと足首にも影響が出るので、足首の外側や足の甲辺りも解すとかなりガチガチになっていました。
その二つを重点的に解すとかなり楽になったようです。
この症状も痛みが出ている所に原因は無いということですね。
一生懸命左の臀部をマッサージしてもその時はマシになるけど、すぐに戻ってしまうのです。
右の梨状筋をしっかり働ける状態にしないと、左の痛みは無くならないんですね。
足首は股関節の内転がひどくなると足部が内反するので、外側に負担がかかってしまいます。下もしっかりした状態にしておかないとこれもまた元に戻る原因ですね。
ご自分でも体操をしていくと、数回の施術でだいぶ痛みが無くなったそうです。